ヘッドホンには有線ヘッドホンとワイヤレスヘッドホンの2種類ありますが、現在ではワイヤレスヘッドホンの勢いが増しています。
今回は
- ワイヤレスヘッドホンと有線ヘッドホンの違い
- メリット・デメリット
そのあたりを解説していきます。
「ヘッドホンって有線とワイヤレスのどっちがいいの」
「有線とワイヤレスの違いについて教えてほしい」
このようなお悩みのある方はヘッドホンの購入に参考にしていただければと思います。
ワイヤレスヘッドホンと有線ヘッドホンの違い
一目でわかるように、まずは違いについてまとめます。
ヘッドホン | 有線 | ワイヤレス |
音質 | ◎ | ○〜△ |
使い勝手 | △ | ○ |
快適性 | △ | ◎ |
将来性 | ○ | ◎ |
それでは1つずつ解説していきます。
音質:有線ヘッドホンが良い
音質に関しては、有線ヘッドホン一択です。
ワイヤレスヘッドホンはやはり、Bluetoothということもあって音質が劣化しやすい上に、バッテリーが悪くなるとノイズが発生しやすくなります。
対して有線ヘッドホンは
- ノイズ少なめ
- 音源に忠実な音を出せる
- より臨場感が高い音
と、音質面ではかなり優勢です。
ちなみに、同じ価格の有線・ワイヤレスヘッドホンでも音質は変わってきます。
これは同じ価格でもワイヤレスヘッドホンは無線にするためのチップなどが必要になり、音質に費用をかけられないからですね。
使い勝手:Bluetoothの機能が使えるワイヤレスヘッドホン
音質では劣勢だったワイヤレスヘッドホンも、使い勝手になってくると優勢になってきます。
基本的にはワイヤレスヘッドホンならヘッドホンだけで再生と停止、音量の調整、曲の前後スキップなどが行えますが、有線では再生機器から操作しない限り、何もできないパターンが殆どです。
これはBluetoothがあるか、ないかで変わってくる話で、もちろんBluetoothを採用している「ワイヤレス」は利便性に大きく長けています。
快適性:コードが一切ないワイヤレスヘッドホンが有利
使い勝手とは別に「快適性」の視点からもお話ししますが、こちらもワイヤレスが有利です。
コードが無くなっただけでヘッドホンの使い心地は大きく変わります。
有線ヘッドホンを使用していてこう思ったことはありませんか?
- 有線ヘッドホンのコードが絡まって、ほどくのが面倒くさい
- ヘッドホンに線が繋がれていることで行動範囲が制限される
- 外で運動するときに有線を使用すると線が暴れて邪魔になる
そんな煩わしさがワイヤレスに変えるとすべて解決します。
鞄にヘッドホンを入れていてもコードで絡まっていることもないですし、外に持ち出したときにコードに対するストレスがなくなりましたね。
また部屋でヘッドホンを使用しているとき、ワイヤレスであれば部屋にスマートフォンを置いて、ヘッドホンを付けたまま家の中を音楽を聞きながら移動できます。
コードがなくなることでコードにどれだけ縛られていたかよくわかります。
とはいえ、音質でも話した通りコードがないとノイズの問題も出てくるので、一概に「コードがない=最高」と思うことには注意が必要です。
有線ヘッドホンのメリット・デメリット
ここからは有線ヘッドホンのメリット・デメリットを見てましょう。
主なメリットは下記の3つです。
1,ワイヤレスに比べて値段が安い
2,有線ヘッドホンのほうが音質が安定している
3,種類が豊富
有線のヘッドホンは値段が安いこと
ヘッドホンは音質が良いほど値段が高くなっていきますが、ワイヤレスだと音質のわりには値段が高くなってしまいます。
有線ヘッドホンは音質が安定している
ワイヤレスだとBluetoothで接続しているで場所によっては音が途切れたり、音質があまり良くないヘッドホンが多いです。
有線であれば音が途切れたり、音質が安定しないなんてことは起こりません。
有線ヘッドホンは種類が豊富
ワイヤレスヘッドホンはまだ数が多くなく、デザインも少ないです。
有線ヘッドホンであれば種類も多くデザイン性も多くあるので自分好みのヘッドホンを選ぶことができます。
以上3つが有線ヘッドホンのメリットです。
有線ヘッドホンのデメリット
1,コードが絡まる
2,オーディオ機器とヘッドホンがコードで繋がれていて行動できない
3,外で運動したいときはコードが暴れて邪魔になる
みなさんも一度は有線ヘッドホンを使っていると感じたことがあると思います。
有線を使用しているとどうしてもコードに対するストレスを感じてしまいますね。
ワイヤレスヘッドホンのメリット・デメリット
続いて、ワイヤレスヘッドホンのメリット・デメリットを見てみましょう。
主なメリットは下記の3つです。
1,コードが絡まることがなくなる
2,音楽を聴きながら移動できる
3,外で運動も気軽にできる
コードが絡まることがなくなる
ワイヤレスヘッドホンに変えることでさきほど説明した有線ヘッドホンのデメリットは改善されます。
音楽を聴きながら移動できる
コードが無くなれば有線のデメリットは必然的に無くなります。
外で運動も気軽にできる
これは耳を覆うタイプの「ヘッドホン」では向いていませんが、耳の中にいれる「イヤホン」なら運動するのに向いています。
ヘッドホンとイヤホンの違いには気をつけましょう。
ワイヤレスヘッドホンのデメリット
1,値段が高い
2,電池が切れたら使えなくなってしまう
3,ワイヤレスヘッドホンだと音が途切れたり音質が良くない
ワイヤレスヘッドホンはどうしても高価な製品が多いのでそういう印象を持っている方が多いと思います。
もし出先で使用したいのに充電をするのを忘れてしまったら、もうヘッドホンとしての機能は使えません。
ワイヤレスヘッドホンはオーディオ機器と無線で繋がれているので音が途切れたり、音質が悪くなったりすることがあります。
上記の3つのデメリットは避けては通れないでしょう。
【結論】結局どちらを使えばいい?
さて、ここまで話してきましたが「結局どちらを選べばいいの?」と思う方もいるのではないでしょうか。
結論ですが、ここまで紹介した違いを踏まえた上で自分自身が決めましょう。
例えばあなたが利便性を重視するのなら、ワイヤレスヘッドホンをオススメしますし、音質を求める方にはもちろん有線ヘッドホンをオススメします。
当たり前ですが、自分に合ったヘッドホンのタイプの方を買った方が99%後悔しません。だからこそ今回紹介した違いを元に自分に合ったヘッドホンを使いましょう。
将来性
ヘッドホンの話なのに将来性ってどういうこと?
こんなことを思った方もいると思いますので、簡単に説明すると現在からこれから先の需要性・機能性を全て含んだものと考えてくれればOKです。
この将来性の視点からどちらが良いのかというと、これはワイヤレスヘッドホンの方が良いです。
というのも
- ワイヤレスヘッドホンの需要は有線よりも高くなっている
- 主要機能(ノイズキャンセリング)を備えるヘッドホンは全てワイヤレスになりつつある
- 確かに音質は有線の方が良いが、「快適に音楽さえ聴ければいい」と思う若者が増えている
などのたくさんの理由があるからですね。
もちろん有線にもまだまだ需要はあります。
有線ヘッドホンとワイヤレスヘッドホンのどちらを購入すればいいかお悩みの方は、本記事を参考に自分に合ったヘッドホンを探してみてください。
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